CHARTER

“チャーター”7人が選ぶ、マイチャート・ベスト3
2008年8月号
新宿ロフト店長
大塚智昭が選ぶ3枚
PROFILE

PROFILE しんじゅくロフト●76年オープン。日本のライブハウスの先駆け的存在。今回3枚目に紹介したa flood of circleの企画イベント“What's Going On Sp1”が8/22(金)に開催される。イベント詳細などは>>こちら

住人〜Jyunin〜

SION

on and on
歪曲

Shing02

Mary Joy Recordings
泥水のメロディー

a flood of circle

Crux

 初めまして、新宿ロフトに毎日居る大塚と申します。今回すてきなコーナーへ私なんぞを選んでいただき、大変恐縮です。ですが、せっかくなので、仕事抜きで個人的に今一番聞いているアルバムを3枚挙げます。
 まず1枚目はSION。先日の毎年恒例SION野音ライブ、本当に涙が出るライブでした、そんな彼の通算21枚目にして、過去最高のアルバム『住人』。どん底まで落ち込み、そこからしか見えない光や、世の中、時代への怒り等を、本当に近くで、語りかけてくれる、そんなアルバムです。そして2枚目は、Shing02の歪曲。Shing02は常に日本のこと、そして人間のことを真剣に大事に思い、自分なりに解釈して、真剣に世の中に発信する、そんな日本人の中でもトップクラスの思想家であると思う。そんな彼のニューアルバム『歪曲』は自然にあふれ愛を尊ぶことを真剣に歪んだ社会へ発信している。こんなに歌詞が楽しみな人はあんまり居ないです。最後は、a flood of circleの『泥水のメロディー』。文字量がもうないのでひと言、「最高のロックアンセム」だと思います。

2008年7月号
440(four forty)
店長・行天氏が選ぶ3枚
PROFILE

フォーフォーティ●今年5月で6周年の、下北沢南口より徒歩5分のライブバー。ランチタイム・ライブ・バータイムの3スタイルで毎日営業中。人気メニューとお酒を片手に、リラックスしてライブを楽しむことができる公式HPは>>こちら

ヴェリー・ベスト・オブ・ストレイ・キャッツ

ストレイ・キャッツ

BMGジャパン
パール

ジャニス・ジョプリン

ソニー・ミュージック
ジャパンインターナショナル
FREE STYLE KING!!

RYUKYU FREE STYLE

ファースト・エイドネットワーク

 下北沢にあります440(four forty)というライブバーの店長、行天(ぎょうてん)と申します。主にはライブのブッキングを、時には受付に、時にはステージで熱唱してスタッフもあきれ顔ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。いや、ほんまに。
 そんな私のベスト3。う〜ん、難しい。難しい選択ですが、今の自分にたどり着くまでの「きっかけ」や「スタート」になったアルバムを選んでみました。ストレイ・キャッツ、JANIS JOPLINの2作は言わずもがな、お好きな人も多いはず。とにかくのめり込んで、そして前のめりに、聞いて聞いて、ここからたくさんのことを学ぶきっかけとなりました。そして沖縄のバンドで、RYU KYU FREE STYLE。以前はスタッフとして、現在は飲み友達として「バンドの進む道とはかくあるべきか?」、それから「演じて楽しむ音楽とはなんぞや」を一緒に学びました。
 いや、絶賛学び中です悩み中です…回答はいまだ得られず…。現在も日々、たくさんの音や人に刺激を受けながら…。打ち上げのビールがおいしい季節です!

2008年6月号
下北沢SHELTER
峯崎氏が選ぶ3枚
PROFILE

しもきたざわシェルター●新宿LOFTの姉妹店。91年にオープン、06年に15周年を迎えた。下北沢という場所柄と250人というタイトなキャパシティで多くのミュージシャン、ファンに愛されている。公式HPは>>こちら

アメリカン・フットボール

アメリカン・フットボール

ポリビニールレコード
斑デ踊レ

TURTLE ISLAND

自主制作
BEAST FROM THE EAST

DOKKEN

エレクトラ

 1枚目はかかわったBANDは数知れず、キンセラ兄弟の弟マイク・キンセラがCAP'N JAZZ解散後に組んだアメリカン・フットボールの『アメリカン・フットボール』。ポストロック要素満載ギターに音数が少ないドラム、ベース。変拍子ですがテクニックには逃げない緩く流れていく曲が多く気がつけば人生で一番多く再生しているCDです。
 2枚目はあれは忘れもしない05年12月17日の新宿LOFT。真夜中丑三つ時過ぎたころ、仕事中にもかかわらず物販にCDを買いに走りました。愛を知る県、豊田市からすべての価値観を覆すべく現れた14 人編成、TURTLEISLANDの『斑デ踊レ』。
 最後はLAメタルの雄、DOKKENのLIFE アルバム『BEAST FROM THE EAST』です。仲の悪さが有名なDOKKENですが、このライブのころがそのピークだったと思われます。しかし、このアルバムで聴けるパフォーマンスは本当にすばらしいです。ただ今シェルターではDOKKENカバーBANDのメンバーを募集しています。当方ジョージリンチです。以上、気になった方はぜひ聴いてみてください。

2008年5月号
高田馬場AREA
村上さんが選ぶ3枚
PROFILE

たかだのばばえりあ●新宿区・高田馬場駅から徒歩3分に位置し、オープンからまもなく11年となる老舗ライブハウス。特にビジュアル系バンドの登竜門的ライブハウスとして愛されている。>>こちら

白盤

斉藤和義

ビクターエンタテインメント
BEST THE BACK HORN

THE BACK HORN

ビクターエンタテインメント
極東サンバ

THE BOOM

ソニー・ミュージックエンタテインメント

 新宿区ながらのどかな高田馬場にある間もなく11歳のエリアより僭越(せんえつ)ながら、参加させていただきます。
 まずは、斉藤和義『白盤』。心が曇った時にはハートがてんこ盛りのこの一枚。説得力のある言葉たちがあったかいメロディに乗って、振り注ぐ。なかでも「歌うたいのバラッド」は、幾度無く聴いても胸にギュッとくる良曲です。
先日、生で聴いて心洗われました。
 次はTHE BACK HORN『BEST』。 自分で編集してBESTをつくってたら、
あれ?出ちゃったじゃん! でも買っちゃうか、とお得感満載な、吐き出される言葉が熱いアツい一枚。
 最後に出た当時から色あせることない、THE BOOMの『極東サンバ』。官能的であり、ダイナミックであり。刺激を受けます。
 と、まあこの三枚を挙げましたが、思うのは、【自分】をより表現するための手段は色々あるけれど、そこに、【自分】がいるなら何だって良いんじゃないか? そんな【自分】に感動する誰かがいて、共鳴する誰かがいて。そんな間柄って、素敵です。
 音楽って素晴らしいですね。

2008年4月号
下北沢CLUB Que
二位徳裕が選ぶ3枚
PROFILE

にいなるひろ●CLUB Queブッキング。20年間ライブハウスを通じて揺るぎなきロックシーンを根底から手助けしたいと願う。Queは開店して14年、下北沢で頑張っている。>>こちら

ペナルティーライフ

the pillows

キングレコード
アラーム宣言

ジ・アラーム

ソニー・ミュージックレコーズ
チェンジリング〜ボーンバスターズ・アゲイン

クールスR.C.

ポリスター

 まずはQueに縁深い枠でthe pillows。先日voの山中さわおにあることで感激させられたばかりなので、紹介せずにはいれないのです。なにしろ彼らは世知辛い音楽業界に夢をくれました。じっくりとよい音楽を続けて、いつの間にかZeppを売り切るようになった。でもそういう事情より、お客さんの数に関係なく全力のエネルギーを注ぐ彼らの姿勢に感動するのです。もちろん曲がいいのは当然だし、多彩さやアレンジの深さが抜群だから、逆に人気出ないわけがないと言い切ります。次は外人枠として気持ちはザ・クラッシュなんだけど、そのよさはもう皆知ってるだろうからその後80年代を賑やかせたジ・アラームです。力入り過ぎてます。フォークロックがパンクにあおられてエレクトリッックの洗礼を受けた感じ。勢いあまっておバカな感じも最高です。最後はナイス日本枠。意外と皆が見落としているクールスR.C.。クレイジーケンバンドの横山剣氏在籍時のアルバム。R&R、R&B、モータウン。とにかくポップ。コーラスワークやリズムアレンジは抜群。楽器テク云々より人間の存在感が立っています。

2008年3月号
渋谷La.mama・
河野氏が選ぶ3枚
PROFILE

しぶやラ・ママ●Mr.Children、THE YELLOW MONKEY、スピッツなどが活動の拠点としていた、渋谷の老舗ライブハウス。昨年オープン25周年を向かえた。ライブ情報などは公式HP>>こちら
TEL03-3464-0801

バトル・オブ・ロサンゼルス

レイジ・アゲインスト・ザ・マシン

エピック・レコード
メイキング・ザ・ロード

Hi-STANDARD

PIZZA OF DEATH RECORDS
オーケーコンピューター

レディオヘッド

EMIミュージック・ジャパン

 まず始めにご紹介させていただくのが、先日日本にも来日したレイジ・アゲインスト・ザ・マシンの『バトル・オブ・ロサンゼルス』です。右手拳を突き上げているジャケットが印象的ですよね。過激なライブパフォーマンスや、メッセージ性の強い歌詞などから、社会にも大きな影響を与えたバンドだと思います。ミクスチャー好きにはたまりませんね。私の中で今も残り続ける一枚です。そして二枚目にお届けするのは、永遠のパンクヒーロー! Hi-STANDARDの『メイキング・ザ・ロード』です。このアルバムはめちゃくちゃ聞きました(笑)。AIR JAM世代の人間としては外すに外せない一枚。先日、Ken Yokoyamaさんのライブを見に行かせていただいたのですが、やっぱりカッコイイですね〜。そして最後は、レディオヘッドの『オーケーコンピューター』です。これはまさしくアートです。複雑に絡み合うサウンド、美しいメロディなど、聴けば聴くほど面白さがあふれてくる一枚です。実はご紹介した三枚にはある共通点が。わかった方は渋谷La.mamaまで遊びに来てください!(笑)

2008年2月号
名古屋E.L.L.・
河野氏の選ぶ3枚
PROFILE

なごやエル●名古屋市大須にある老舗ライブハウス。昨年開業30周年を迎えた。
「ElectricLadyLand」
「ell.FITSALL」の2つのライブハウスに加え、昨年12月から「ell.SIZE」が誕生。出演「地元バンド」を募集中!TEL052-211-3997

ホーリー・バイブル

マニック・ストリート・プリーチャーズ

エピックレコードジャパン
MOTHER オリジナルサウンドトラック

Various Artists

ソニー・ミュージックダイレクト
yanokami

yanokami

ヤマハミュージックコミュニケーションズ

 マニック・ストリート・プリーチャーズ『ホーリー・バイブル』。これはもうその名の通り、僕の聖書です(ちょっと危ないか…)。怒り、悲しみ、孤独、絶望といった感情が渦巻き、あふれかえっています。パンク、オルタナ、ヘヴィメタル。全ての要素が含まれているにも関わらず、結果どこにも属さないマニアックスならではの音楽は一度はまると抜け出せないですよ。
 続いて『MOTHER』。これはファミコン用同名ソフトのサントラ。当時、ゲームのサントラと言えばドラクエに代表されるクラシック音楽調のものがほとんどでしたが、こちらはアメリカンポップス調。歌が入っているのがそもそも新鮮でした。そしてその音楽を手掛けるのはムーンライダースの鈴木慶一氏。今聴き返してみてもクオリティの高いポップスアルバムです。
 最後にyanokami『yanokami』。もうこれは一回聴いてください。矢野顕子とレイ・ハラカミ。2人の天才の核融合。凡人にはたどり着けないところまでいっちゃってます。休日の午後、まったりと紅茶を飲みながら読書。そんなシチュエーションがピッタリ。

2008年1月号
鹿鳴館マネージャー・
山口氏の選ぶ3枚
PROFILE

ろくめいかん●80年オープン。X、COLOR、LUNA SEA、GLAY、La'cryma Christiなどそうそうたるバンドがその拠点とした。ビジュアル系を中心にさまざまなジャンルのバンドとともに時代をつくり上げてきた老舗ライブハウス。

アライヴ

キッス

ユニバーサル ミュージック
メイド・イン・ジャパン

ディープ・パープル

ダブリューイーエー・ジャパン
永遠の詩(狂熱のライヴ)

レッド・ツェッペリン

ワーナーミュージック・ジャパン

 まず最初のおすすめは、キッス『アライヴ』。75年に発売されキッスの人気を不動にした名盤であります。このライヴアルバムがなければ、現在のキッスは存在し得ないのではないでしょうか? とにかくライブを自分たちの主戦場とするキッスらしいやり方でパッケージした名作です。私も現在までに何千回聴いたかわかりません。2枚目はディープ・パープルのこれまた名作ライヴ盤『メイド・イン・ジャパン』。71年来日公演時のベストテイクを選曲したものですが、神がかった演奏にはただ脱帽です。3枚目は、先日リマスターして再発売された、レッド・ツェッペリンの『永遠の詩(狂熱のライヴ)』。ZEP信者から申しますと、ベストな時期でのベストな演奏ではないのですが、こういうレベルの人たちに私レベルの人間が物申しちゃいけません(笑)。ベスト選曲と言うよりベストなパーツを貼りつなげて完成された曲もありますが、とにかく凄いです。
 以上3枚のアルバムを選出させていただきましたが、これらを聴いて何も感じない人は、HARD ROCKを聴かなくてもいいと思います(笑)。