CHARTER

“チャーター”7人が選ぶ、マイチャート・ベスト3
BACK NUMBER 引地洋輔(RAG FAIR)三枚おろし PROFILE

ひきちようすけ●RAG FAIRのメンバーとして、01年デビュー。07年10月にシングル「赤い糸 / LIVEラリー」、08年1月にシングル「早春ラプソディ」、アルバム『カラーズ』をリリース。10/15に新曲「Good Good Day!/Let's ハーモニー」を発売。

2008年10月号

ヴィーナス

ショッキング・ブルー

ビクターエンタテインメント
ゲット・レディ

レア・アース

輸入盤
プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック

ワイルド・チェリー

エピックレコードジャパン

祝!文字数増加記念。「カバーな3枚」
 RAG FAIRは8月にカバーライブツアーで各都市を回っていました。アマチュア時代、路上で道行く人の足を止めるために、何を歌えば止まってくれるのか、何をどう歌えば自分たちもお客さんも楽しいのか、を考えてきた我々にとって、カバーオンリーでも、驚くほど自然なライブでした。今回は今までにRAG FAIRがカバーした中から、オリジナルにも影響する時代である1970年代の洋楽をピックアップ。 「ヴィーナス」(ショッキング・ブルー)
 オランダ発のロック作品。イントロは某グループの大ヒット曲にもちらりと見え隠れする有名フレーズ。ユーロビートバージョンもその後ヒットしたので、そっちでなじみがある人も多いかも。シンプルなビートが心地よい。
「ゲット・レディ」(レア・アース) テンプテーションズのために書かれた曲だけど、一番ヒットを記録したのがレア・アース。アカペラではテンポアップして歌ってます。サビでメジャーコードになって世界が開ける感じが好き。
「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」(ワイルド・チェリー) アカペラにするにはかなり勇気がいったファンクチューン。踊れるビート感はもちろん、突然の転調もあり、さらに表現力が特に試される曲。まぁ、楽しけりゃいい!って雰囲気が一番大事ですが。ブラックな香りがするようで、白人の手による作品。

2008年9月号

シェリル・クロウ

シェリル・クロウ

ユニバーサルミュージック
ベスト・オブ・メリー・ホプキン

メリー・ホプキン

EMIミュージック・ジャパン
いつも笑っていられるように

植村花菜

キングレコード

「ギターウーマンな3枚」
 かつて3日でギターを投げ捨てた引地です。だからか? ギターを操る姿に憧れるのは。今回は女性編。
『シェリル・クロウ』
(シェリル・クロウ)
 5曲目「イフ・イット・メイクス・ユー・ハッピー」は確かCMでも使われていたような気がするが…。ギターを持つ姿と声質が、すばらしいマッチング。
「ゾーズ・ワー・ザ・デイズ」
(メリー・ホプキン)
 実は、まったく関係ない60年代の音資料(サム&デイブ)を探していたら、オムニバスアルバムで発見。ポール・マッカートニープロデュースの女性シンガーと知り、聴いてみる。曲はロシア発か…。寂しくもさわやかな歌声。
『いつも笑っていられるように』
(植村花菜)
 友達として接していると気付かないが(笑)、かっこいい。1曲目「ミルクティー」は自分のツボだし、10曲目「歌いたいから歌うだけ」はコーラスワークも楽しい。

2008年8月号

ワンス・アゲイン

ジョン・レジェンド

ソニー・ミュージック
アカペラ・クリスマス

ザ・マンハッタン・トランスファー

キングレコード
ホエア・イズ・ラブ

ボビー・コールドウェル

ビクターエンタテインメント

〈ジャケットな3枚〉
 今回は趣向を変えて、音ではなくジャケットが入り口で聴いた3枚を紹介します。
「ワンス・アゲイン」
(ジョン・レジェンド)
 弾いて歌ってプロデュースしての、ジョン・レジェンド、2ndアルバム。1stも持っているが、実はあまり聴けてなくて、忘れそうになったころに見つけた。グランドピアノ越しの街に手を伸ばしたら、レジに届いた。
「アカペラ・クリスマス」
(ザ・マンハッタン・トランスファー)
 ジャケットに人がたくさん写っていればハモってるんじゃないか?と決めつけては当てが外れていたころ。当時マントラをよく知らなかったけど、タイトルと4人のマイクに向かう絵で安心して購入。マントラには貴重なアカペラアルバム。
「ホエア・イズ・ラブ」
(ボビー・コールドウェル)
 階段に見立てた鍵盤(逆?)を男が上って行く絵のジャケット。これは日本人が手がけてることを後で知る。

2008年7月号

Together and Forever

漣健児トリビュート

プライエイド/スリーディー
風街少年

松本隆worksコンピレーション

ユニバーサルミュージック
Neue Musik

松任谷由実

EMI ミュージック・ジャパン

 詞曲を書くようになって思うが、曲よりも時代による鮮度が問われるのが歌詞だと思う。好きな作詞家さんはたくさんいるが、今回はそんな歌詞に対する視点から選んだ3枚のアルバムをご紹介します。

漣健児トリビュート『Together and Forever』
(漣健児作品集)
 昭和の懐かしいポップスを歌うことも多いので、まずはこの方。洋楽の訳詞も数多く手がけていらして、その耳に残る、思い切りのいい言葉選びに脱帽します。
『風街少年』
(松本隆作品集)
 女性に提供したものもあるが、こちらは男性編。歌詞はもちろんタイトルが大好きで、カタカナと漢字の組み合わせには、自分も影響受けてます。
『Neue Musik』
(松任谷由実)
情景と心情のリンクの仕方、そして女性の視点を考える時のお手本。

2008年6月号

バック・トゥ・ベイシックス

クリスティーナ・アギレラ

BMGジャパン
ONE KNIGHT STANDS

山崎まさよし

ユニバーサルミュージック
KEEP ON,MOVE ON

ウルフルズ

ワーナーミュージック・ジャパン

「にやける3枚」
 何だこのタイトル?(笑) でも聴いててうれしくなって、思わず頬が緩む瞬間ってたまらない。今月はこの3枚。
あ、すでに字数が…。
「バック・トゥ・ベイシックス」
(クリスティーナ・アギレラ)
 4曲目の「エイント・ノー・アザー・マン」を聴くと、動く彼女の映像が浮かぶ。パワフルすぎた07年のNBAオールスターのハーフタイムショーを思い出してにやり。
「ONE KNIGHT STANDS」
(山崎まさよし)
 先月触れられなかったライブ盤。ギター一本、一人で武道館。「パンを焼く」に出てくる早口言葉の掛け合いの中、客席に「なかなかやるじゃない」の一言がたまらなくかっちょよくて、にやり。
「KEEP ON,MOVE ON」
(ウルフルズ)
 2曲目「情熱 A GO-GO」のサビ前”生きるっちゅうのはそんなもんで”ってところが気持ちよくてにやり。あぁ、字数が。

2008年5月号

ベイビーフェイス MTV アンプラグド NYC 1997

ベイビーフェイス

ソニー・ミュージックエンタテインメント
ベン・フォールズ・ライブ

ベン・フォールズ

ソニー・ミュージックエンタテインメント
星空のライブ-Best Acoustic Ballade-

MISIA

リズメディア

「ライブ!の3枚」
 ツアー中に聴くのはライブ盤が多かったので、その中から。
「ベイビーフェイス MTV アンプラグド NYC 1997」
(ベイビーフェイス)
 プロデューサーとして名を馳せた彼が、豪華ゲストアーティストとのセッションたっぷりで聴かせる一枚。「チェンジ・ザ・ワールド」も好きだけど、「アイル・メイク・ラブ・トゥ・ユー」から「エンド・オブ・ザ・ロード」の流れ、その最後のサビのドラムがたまりません。
「ベン・フォールズ・ライブ」
(ベン・フォールズ)
 ピアノ弾き語りソロツアーを収めた一枚。ピアノが打楽器でもあるということを感じさせる彼らしいプレイ。そして観客とセッションしている臨場感もたっぷり。あ、ベイビーフェイスもDVDもまたイイです。
「星空のライブ-Best Acoustic Ballade-」(MISIA)
 1曲ずつのタイムは長めですが、それを感じさせないパフォーマンス。低域の豊かさとハイトーンの対比にやられます。

2008年4月号

ジョイン ザ バンド

テイク 6

ワーナーミュージック・ジャパン
ライブ イン ジャパン

ロッカペラ

(輸入盤)
LOVE STORY〜AVECK PIANO〜

SMOOTH ACE

EMIミュージック・ジャパン

「ハーモニーな3枚」
やっぱり一度は取り上げなくては、というのがこのテーマ。いろいろあるけど、最近また聴いているものを3枚ご紹介します。
『ジョイン ザ バンド』(テイク6)
豪華プロデューサー陣を迎えた一枚。自分とテイク6との出会いはこのアルバム。彼らのアルバムの中では、かなりポップな方だと思います。バンドサウンドの中、6曲目に出てくるアカペラでの「アイブ・ガット・ライフ」が強烈。
『ライブ イン ジャパン』 (ロッカペラ)
アカペラの楽しさを伝えてくれるライブ盤。日本のヒット曲カバーもあり、聴きやすさも満点。シンプル故にごまかしのきかない歌の数々。ライブの音づくりのお手本の一つでもある。
『LOVE STORY〜AVEC PIANO〜』 (SMOOTH ACE)
日本からはこのカバー曲集。ピアノとベースの上で構築されるハーモニーは、隙間の埋め方が絶妙。コーラスアレンジのお手本のような一枚。

2008年3月号

アンソロジー・ザ・ベスト・オブ・アヴェレージ・ホワイト・バンド

アヴェレージ・ホワイト・バンド

ビクターエンタテインメント
イン・セレブレーション・オブ・ライフ

ヤニー

BMGエンターテインメント
IMPRESSIVE

T-SQUARE

ヴィレッジミュージック

「インストな3枚」
『アンソロジー・ザ・ベスト・オブ・アヴェレージ・ホワイト・バンド』(アヴェレージ・ホワイト・バンド)
 インストな、と言いながらファンキーな歌がたっぷりなアルバム。しかし、2曲目「PICK UP THE PIECES」があるから選んでしまおう。ホーンセクションの気持ちよさを教えてくれる一枚。
『イン・セレブレーション・オブ・ライフ』(ヤニー)
 非常に映画的なアルバム。クラシックや民族音楽の要素も聴こえる。インストのCDにもシンセサイザーが主役なものがついに!という時代。生楽器ももちろんいいけど、シンセサイザーも気持ちいいと思った一枚。
『IMPRESSIVE』
(T-SQUARE)
 日本が誇るスーパーフュージョンバンド。僕は今でこそ楽器なしで歌ったりしてますが、高校時代一番聴いていたアーティストはこの方たちかもしれない。リズムのキメの気持ちよさを教えてくれた一枚。

2008年2月号

タッチ・オブ・デビッド・フォスター

デビッド・フォスター

イーストウエスト・ジャパン
リバース
〜Private Colors〜

小林建樹

ユニバーサル ミュージック
Smooth Le Gout Avec Piano

SMOOTH ACE

EMIミュージック・ジャパン

プロデューサー、アレンジャーの3枚
 われわれRAG FAIRのニューアルバム『カラーズ』がリリース! その中でプロデュースやアレンジに携わった立場から影響を受けたうちの3枚をどうぞ。
『タッチ・オブ・デビッド・フォスター』
(デビッド・フォスター)
 エアプレイを経てプロデューサーとして大成功を収めたデビッド・フォスターの作品集。映画などのインスト曲からシカゴ、マントラなど、誰もが知っている歌ものまで幅広く収録されている。歌えるプロデューサーってすばらしい。
『リバース〜Private Colors〜』
(小林建樹)
 ライブバージョンや自身の曲も含めたカバー集。歌声はもちろん、一曲目の「RIDE ON TIME」を始め、アレンジの格好良さがたまりません。
『Smooth Le Gout Avec Piano』
(SMOOTH ACE)
 ボーカルグループのアレンジという点でお手本のような一枚。聴いていて「やられた」感満載です。

2008年1月号

ナチュラル・ウーマン〜ベリー・ベスト・オブ・キャロル・キング

キャロル・キング

ソニー・ミュージックダイレクト
われ唄う故にわれ在り

rough laugh

ポニーキャニオン
幻燈名作劇場

ゲントウキ

ドリーミュージック

「レコーディング期間中の3枚」
 キャロル・キングの『ナチュラル・ウーマン〜ベリー・ベスト・オブ・キャロル・キング』。11月に来日していたにもかかわらず、仕事で観に行けなかったことがよほど悔しかったのでしょう。一人ライブ気分でヘビーローテーション。歌声、フレーズごとのメロディはもちろん、曲の構成が美しいっ! 長く現役なのも尊敬。ちなみに中学生の時、「You've Got A Friend」を初めて聴いて、声の高い“男”の人だなぁ、と思ってしまったワタクシ…。
 rough laughの『われ唄う故にわれ在り』。元rough laughの西沢サトシさんとレコーディング作業をしていたため、また聴きたくなった1枚。10曲目、「sometime somewhere」のサビ“もう一人じゃない でも君はいない”は8年前も口ずさんでいたワタクシ…。
 ゲントウキのアルバム『幻燈名作劇場』。今年リリースのものでいうとコレ。サウンドが大好きなのです。1曲目、「素敵な、あの人。」のイントロですでにニヤついて、6、7曲目あたりでトロけているワタクシ…。